- 仕事が飽きた
- 毎日のように同じことばかりでつまらない
- そろそろこの仕事も潮時かな
仕事に飽きたと感じてしまうと、働くことに対するやる気はなかなか起こりませんよね。
仕事に飽きたということは、今の仕事で十分に実力を発揮できているということのため、ネガティブにとらえる必要はありません。
とはいっても、仕事でやる気が出ない・飽きたという現状をどうにかしたい人のために、この記事では飽きた現状をどうにかする方法や転職したほうがいい場合についてご紹介します。
この記事を読むことで、飽きたという現状をどうにかする方法から転職する場合に気を付けるべきことがわかります。
仕事に飽きたけどどうすれば良いのかわからないと思っている人はぜひ参考にして下さい。

この記事を書いている筆者は、4つの会社で責任者を務めてきて、数百人以上の採用や教育をおこなってきました。
仕事に飽きたと感じる原因7選

仕事に飽きる原因というのは、今からご紹介する内容がほとんどの場合です。
まずはあなたがどのような部分に飽きているのかを把握することで、今後の対応策がわかるため、参照にして下さい。
同じことの繰り返し
仕事で同じことの繰り返しだと、飽きてしまいますよね。
- 工場での繰り返しのライン作業
- 毎日数字を打ち込むだけの事務
- ひたすら電話対応に追われるだけの日々
もちろん同じことの繰り返しでもやりがいを持っておこなっている人は大勢いますが、それでも繰り返しの作業というのは刺激が少なく飽きたと感じやすいものです。
あなたは今の仕事を繰り返すだけで満足できているのか、という部分は飽きるかどうかに大きく影響します。
成長を感じられない
成長を感じられないと、これ以上この仕事をおこなっている意味はないと感じてしまい、飽きることがあります。
向上心のある人はもちろん、そうでない人でもなんとなく自分が成長できているのかというのは本能的に気にしてしまうものです。
そんななか、あきらかに自分のレベルでは簡単にこなせてしまい、成長が感じられないと飽きてしまう可能性は十分あります。
チャレンジするタイミングがない
仕事を前向きな気持ちでおこなっている人は、なにかしらチャレンジをしたいと思うことは常々あるのではないでしょうか?
筆者も責任者となる前もなった後も、様々なことに挑戦して知見を広げたり自分の可能性を広げたりしたいと思っていました。
しかし、自分が今与えられている仕事を十分できていると自負している状態で、会社側の都合でチャレンジするタイミングを与えてもらえないと段々と仕事に飽きてきてしまいます。
人間関係が円満ではない
人間関係に対して何らかの悩みを持っている人は非常に多いです。
自分の仕事をするから良いとは思っていても、あまりにも過ごしにくい人間関係の環境で働く気分はどうでしょうか?
きっと
- やりにくい
- 居づらい
- 気まずい
などマイナスな感情が多く出てくるはず。それもそのはず、仕事はなんだかんだ1人では成立しないからです。
1人で完結するような仕事であれば、会社である必要がないと思っているのが筆者の考え方です。
必ず縦のつながり、横のつながりが発生してしまうなか、人間関係が円満でなければ仕事がつまらなくなり、飽きてしまうことも十分にあり得ます。
暇な時間が多い
やることが無いような時間帯が、毎日のようにあると存在意義が見出だせず飽きてしまうことがあります。
楽して稼げるなら良いじゃんと思う人もいるでしょうが、実際暇な時間を過ごしてみると、なんのために出勤しているのかわからなくなってしまいますよね。
どうせ仕事をするのなら、やっぱり暇な時間なくせっせと仕事をしているほうが、時間の流れも早く感じるし達成感もあります。
他の仕事が良く見える
自分が今おこなっている仕事よりも、他の業種や職種のほうが良く見えてしまうことは多いのではないでしょうか。
筆者も、「あの仕事のほうが楽しそうだな」「やりがいのある仕事に見えるな」と、無い物ねだりのように他の仕事が良く見える時期はありました。
他の仕事が良く見えてしまうと、自分の仕事がとてもつまらないものや微妙なものに見えてしまって、飽きてしまうことがあります。
正当な評価をもらえていない
あなたの実績に対して正当な評価をもらえないと、仕事が嫌になり、飽きてしまうことがあります。
飽きてしまう原因としては
- 頑張っても無駄だから
- 自分はこんなにできているのに
などという感情が生まれてしまうからです。
やはり仕事を一生懸命しているのであれば、正当な評価というものは貰いたいものですよね。
仕事に飽きた時に辞めずにできる対処法5選

仕事に飽きてしまったら、転職をしたほうが良いのかという疑問もあるのではないでしょうか。
答えは、仕事の成果や私生活に対して影響が出てしまっているのであれば転職をするべき、です。
しかし、人によっては辞められない事情がある人もいますし、そこまで辞めたいわけではない人もいますよね。
そこで
- 仕事に飽きてしまった
- だけど辞めずにどうにか対処したい
と思っている人のための解決策をご紹介します。
3ヶ月後・半年後・一年後の目標を立てる
中長期的な目標を定めるというのは、モチベーションに繋がるため、仕事が飽きにくくなります。
- 3か月後までにどのような仕事を覚えたいのか
- 半年後までに部下を一人前にしたい
- 一年後には役職を手に入れたい
このように、時期で区切った目標を設定し、そこに向かって頑張っていくことで飽きてる暇なんてありません。
注意点としては、達成できなかった場合にモチベーションがかなり下がってしまう危険性があるため、実現可能な目標を設定することが大切です。
仕事の目的を再確認する
仕事に飽きてしまった人というのは、なぜ今の仕事が大切なのか、必要なのかがわからなくなってしまっている可能性が高いです。
仕事の目的がわからなくなってしまうと、当然つまらないと感じてしまいますよね。
そんな時は、今の仕事がどのようなことに繋がるのか、自分が仕事をすることで、どのようなメリットが生まれるのかを再確認してみましょう。
自分の仕事の先にあるものがわかることにより、やらなければならないという気持ちが生まれて、やりがいを感じることができます。
プライベートを充実させる
プライベートの充実は、仕事の充実にも繋がります。
たとえば
- 彼女と喧嘩をした
- 毎日家に帰ってボーッとしてるだけ
- 休みの日の楽しみがない
このような私生活ですと、仕事に対しても気持ちがブルーになりやすいです。
プライベートを充実させて、リフレッシュした気持ちで仕事に挑むことで、やる気やモチベーションというのは上がります。
新しいことに挑戦する
現状の仕事に飽きたのは、あなたのスキルが十分に追いついているから。
そんな時は、新たな仕事に挑戦してみるのもやる気を上げるのに効果的です。
新しい仕事は当然わからないことや難しいことが多く、こなすことで達成感を得ることができます。
あなたが会社の全てのことをわかっているというわけではなければ、新しいことに挑戦することで、充実した日々を送ることができます。
やる気のある人の仕事ぶりを真似る
やる気のある人が周りにいるのなら、仕事のやり方などを真似してみるのはおすすめ。
なぜなら、やる気のある人にだってやる気がある理由が必ず存在するからです。
理由まではわからないにしても、やる気のある人の仕事ぶりを真似することで見えてくるものもありますし、そういう人は大抵仕事量が多いため、最初はこなすのに精一杯になるでしょう。
真似してるうちに、自分なりのやりがいややりたいことが見えてくる可能性は非常に高いです。
仕事に飽きたら転職するのがおすすめの場合5選

仕事に飽きてしまって、新しい仕事に求めているものがはっきりしていたり仕事に影響が出てしまっていたりするようであれば転職するのがおすすめ。
飽きたまま仕事をするのは、もったいないですよね。
ここでは、転職したほうがいいパターンを5つご紹介します。
転職理由が明確である
転職理由が明確にある人は、転職することがおすすめ。
- 飽きた結果、向上心がわかない
- 新しい仕事で就きたいものが決まっている
- 評価制度が納得いかない
など、あなたが仕事に飽きてしまい、その結果転職をすることで問題を解決できるようであれば転職をしたほうが良いです。
今の仕事で飽きている理由がはっきりわかっている
飽きた理由がはっきりしていて、尚且つそれはもうどうしようもないと思っているのであれば転職をしたほうが良いです。
- いくら仕事をこなしても評価が給料に反映されない
- 上の役職まで上り詰めてしまい、これ以上覚えるものがない
- 仕事内容自体が飽きた
このようにはっきりと理由がわかっていて、自分では解決困難な場合は、転職することで環境が好転します。
無理して続けていても得られるものは少ないため、転職活動を早めに進めることがおすすめ。
正当な評価を得てキャリアアップしたいと思っている
正当な評価を現状貰えてない人は転職を考えたほうが良いです。
なぜなら正当な評価を貰えていないと
- 仕事が飽きる
- 仕事量に見合った給料が貰えない
- いつまでたっても昇格できない
などというデメリットがあるからです。そのまま今の会社にいるよりは、新しい会社で正当な評価を貰えるよう頑張ったほうがおすすめ。
たとえば、正当な評価を貰えないまま仕事を続けていると年齢が高くなってから限界を感じて不利な転職をする結果にもなってしまいかねません。
そのため、正当な評価を貰えていないと感じているのなら、転職してキャリアアップし、年収や役職を上げることを考えてほうが良いです。
これ以上の成長が望めない
今の会社で現状飽きたと感じていて、その理由がこれ以上の成長を見込めないというものならば、転職を考えたほうが良いです。
成長できない環境にいても、スキルも身につかず無駄な時間を過ごすだけになってしまうから。
- 今ほとんどの仕事を覚えてしまった
- 自分の今のスキルでは簡単に仕事がこなせる
このような場合では、毎日の仕事が作業となってしまい、考えたり成長したりは難しいですよね。
そのため、成長が見込めないと感じたら自分のためにも転職をするべきです。
会社の方針が合っていない
会社の方針が合っていないのなら、ゆくゆく方向性の違いで問題が出てくることが多いため、転職を考えたほうが良いです。
問題というのは
- 方針が合わずにやる気がなくなる
- この会社で頑張ろうと思えない
- 方向性の違いから飽きる
このようなことがあり、方針の違いはいずれ大きな溝となってしまいます。
自分のやり方と会社の方針が違うとイライラしてしまいますよね。ストレスになるだけではなく、自分が正しいと思っていることまでも否定されかねません。
そのため、方針が合っていなく飽きたと感じている人は転職を視野にいれるべきです。
飽きない仕事に転職する方法

今の仕事に飽きた。だけどどのような職場に転職すれば成功と言えるのかわからない。
このような悩みをもつことも多いのではないでしょうか。
飽きた理由がわかっても、飽きない方法を見つけるのはイコールではないため難しいものですよね。
しかし、飽きない仕事に転職するためにはちょっとしたことに気を付ければ大丈夫です。
- 好きなもの
- 興味のあるもの
- 単調じゃないもの
このような仕事を選ぶことで、格段に飽きにくいと感じるようになります。
興味のある仕事に転職する
興味のある仕事に転職するのは、飽きにくいというイメージを持ちやすい人も多いのではないでしょうか?
その仕事に興味があって転職するのですから、特に最初はワクワクしながら仕事に挑むことができます。
更に興味があるというのは好きなものの場合も多いので、飽きにくいという特徴もあります。
たとえば
- 絵が好きな人が画家になる
- お酒に興味のある人が居酒屋を経営する
- プログラミングに興味のある人がIT系に就職する
これらは全て興味のあるものに転職することに他なりません。
つまり、興味のある仕事に転職したら飽きにくく楽しく働けます。
得意なことを仕事にする
得意なことを仕事にするのも、飽きにくいです。
なぜなら、得意なことですとポジティブな気持ちで仕事ができるから。
前向きな気持ちで仕事をすることにより、楽しさや充実感は得やすいですよね。
そのため、得意なことを仕事にすることで飽きたと感じることが少なくなります。
変化の大きい仕事にする
変化の大きい仕事は、飽きたと感じる暇なく充実した日々が過ごせます。
変化が大きいということは、変更点が多かったり仕事内容・部署が頻繁に変更したりします。
そんななかでは、飽きたなどと言ってる暇はおそらくないのではないでしょうか。
筆者も変化の激しい職場にいたことがありますが、まずはその都度合わせる、そして人よりもできるように頑張るというのに一生懸命で、飽きたなどと感じたことはありませんでした。
そのため、変化の大きい仕事に転職することは、飽きたと感じにくい良い方法です。
仕事に飽きたのはキャリアアップしている証拠!自分の強みを見つけよう

仕事に飽きたと感じるのであれば、それはあなたがスキルアップやキャリアアップして仕事ができるようになった証拠。
決してマイナスに捉える必要はありません。しかし、飽きた状態で仕事を続けることは確かにマイナス。
そこで、更なるキャリアアップを目指してみるのはどうでしょうか。
まずは飽きた原因、つまりあなたがキャリアアップした部分を洗い出してみて、一体入社時に比べてどのような仕事ができるようになったのかを考えてみて下さい。
- マネジメント
- 専門作業
- 作業効率
どれが成長したにしても、大きな武器になります。そんなあなたの武器を更に磨くことで、ステップアップをすることも、キャリアアップ転職をすることも可能となります。
まとめ:仕事に飽きたのはピンチではなくチャンス

仕事に飽きたというのは、あなたが仕事ができなくて問題があるのではなく、全く反対の仕事ができるようになった証拠です。
仕事ができるようになって飽きたということは、それは決してピンチではなくチャンスになります。
そんなチャンスを活かすためには、あなたの今までの経験を活かした選択肢を選ぶことがおすすめ。
飽きてしまったけど、新しいステップアップした仕事をさせてもらうのか、はたまたスキルアップした能力を活かして転職をするのか。
どちらも正解なため、あなたがどちらを選びたいかで今後の方向性は変わります。
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