- 仕事でよく怒られる
- 怒られすぎて辞めたくなる
- 怒られないようになるにはどうすればいいの?
仕事で怒られてばかりいると、やる気もなくなってしまうし場合によっては辞めたくなってしまうことも少なくありませんよね。
なんで上司はこんなに怒るのだろうと疑問に思うこともあるはずです。
結論から言いますと、ダメな上司でやたらと怒ってくるパターンも当然ありますが、基本的にはあなたの仕事の完成度を上げることが一番問題解決しやすいです。
そこでこの記事では、上司が怒る原因はもちろん、その対処法や気持ちの切り替え方をご紹介します。
この記事を読むことで、怒られることを減らすことも可能になりますし、怒られても今までより気にならないメンタルを手にすることもできます。
仕事で怒られてばかりで働くのが嫌になってしまっている人はぜひ参考にして下さい。

この記事を書いている筆者は、4つの会社で責任者を務めてきて、数百人以上の採用や教育をおこなってきました。
仕事で怒られてばかりだと辞めたくなってしまう理由

- 仕事で怒られる=辞めたい
そのような考えでない人は当然いますよね。
それでも怒られてばかりだと辞めたくなる人というのはかなりの数がいます。ではなぜ、仕事で怒られてばかりだと辞めたくなるという考えに至ってしまうのかをご紹介します。
元々怒られやすくてトラウマになっている
1つめのパターンは、前職も含めて元々怒られやすくてトラウマになっているパターンです。
日常的に怒られることが定着してしまっており、大きな声を上げられたり怒られたりすると無意識に萎縮してしまいます。
トラウマになるほど怒られ続けてきた過去があり、怒られることに悪い印象しかないため辞めたくなってしまうというパターンです。
怒られることにより、会社に必要ない存在なのだと思い込んでしまう
2つめのパターンは、怒られるのは自分がダメな人間で会社に必要ないからだと思い込んでしまう場合です。
- 怒られる=仕事ができない=会社にいらない
というマインドが自分のなかで確立してしまっており、怒られる人は不必要なのだと思い込んでしまっているでしょう。
怒られてばかりなのは自分が嫌われているからだと思っている
3つめのパターンは、怒られるのは嫌われている象徴だと思ってしまう場合です。

あの人は自分のことを嫌いだからこんなに怒ってばかりいるんだ
などという風に感じてしまい、ネガティブな思考になってしまいます。
- 嫌い=怒る
これは当然ありえることですが、怒るから必ずしも嫌いということはありません。
しかし、一度嫌われているから怒られてばかりいるのだと思ってしまうと、なかなかそのマインドから抜け出すのは困難です。
仕事で怒られる理由

仕事で怒られる場合の多くは上司から部下、先輩から後輩など上から下へのものですよね。
そして、怒られる理由としては基本的に4パターンしかないため、それらを全て紹介します。
上司に嫌われている
あなたが上司に嫌われていて、標的とされていると頻繁に怒られることがあります。
なにかにつけて小言を言われたり、ちょっとしたミスを他の人に比べて大袈裟に怒ってきたりするでしょう。
本来上司は好き嫌いで対応を変えるというのは良くありません。しかし、どうしても上司も人間のため、あなたと馬が合わずに嫌いになってしまうと怒られやすい存在となってしまいます。
上司のストレスが溜まっている
上司が仕事が忙しいなど様々な理由でイライラしている時にミスしたり間違った接し方をしてしまったりすると、怒られることがあります。
上司によってもストレスを溜め込みやすい人やストレスが表面に出やすい人がいます。
そのような上司の場合、イライラしてる時の上手い接し方ができないでいると頻繁に怒られるようになってしまうでしょう。
単純にミスをした
あなたのミスが多く、単純にミスする度に怒られるパターンです。
ミスが小さなものであれば説明をされるくらいで済むことも少なくないですが、頻繁にミスをしたりおおごとに発展しかねないミスをしたりした場合は、上司も怒らざるをえません。
また、何度説明しても同じミスを繰り返していると、教える側としても段々口調が荒くなることや怒り気味になることは仕方がないでしょう。
あなたの成長を願って怒る
あなたに対しての期待が大きく、頻繁に注意されることがあります。
期待している相手に頻繁に注意する理由としては
- 他の人よりも成長してほしい
- ゆくゆくは役職者として輝いてほしい
という思いがあるからです。
期待を込めれば込めるだけ、指導にも熱が入り怒られる回数も増えてしまうでしょう。
仕事で怒られてばかりの場合の対処法

仕事で怒られてばかりいると、やる気がどんどんなくなってしまいますよね。
しかし、生活をするためにはどうにか仕事を頑張らなくてはいけません。では、あなたが怒られてばかりの状態を改善するためにどのような対処法があるのかをご紹介します。
完璧主義を辞める
完璧主義は一見そつなく仕事をこなし怒られないようにも感じますが、上司の求めているものとあなたの完璧は違うため、どうしても怒られてしまうこともあります。
また、完璧主義が故に相談などはせず、自分で考えた結果ミスに繋がるということも少なくありません。
上司は基本的に部下の仕事に対して小言をいう存在です。
そのため、いくら労力を使って完璧主義で仕事をしてもなにかを言われたことにより、頑張ってない人より精神的なダメージは大きくなります。
そこで、完璧主義を辞めてしまい6~7割くらいの完成度で仕事をすることがおすすめ。
どちらにせよ上司からの手直しが入るのであれば、全力ではない力でまずは作業を終わらせ、そのあと言われたことに残りの力を使うようにすれば精神的なダメージを減らすことができます。
なぜ怒られてばかりなのかを分析する
上司からなぜ怒られてばかりいるのかを考えることにより、ミスの原因や怒ってくるポイントが見えてきます。
- こんなところでよく怒られるな
- この手のミスは他のミスより注意されるな
など、怒られるポイントを分析して洗い出すことにより、なにをやめれば怒られにくいのか、なにをすれば注意されないのかの方向性がわかってきます。
怒られたことに対して落ち込むのではなく、今日怒られた理由をしっかり考えて次に繋げることが大切です。
怒られてるときは素直に話を聞く
怒られてばかりの人の特徴として、上司が怒っているときに言い訳や口出しをしてしまう人がいます。
しかし、相手は既に怒っている状態のため、なにかを言っても言い訳にしか聞こえず、怒りはさらにヒートアップしてしまいます。
もし上司が怒り始めたら、話を素直に聞き入れ、返事をすることが大切。一通り話し終わったあとに、タイミングがあればミスをした経緯や状況を説明するようにしましょう。
相手の求めていることを分析する
怒られてばかりの人は、上司が求めていることがわかっていないパターンが多いです。
上司の求めていることがわかっていないのにやみくもに仕事を頑張っても、全く意味がありません。
頑張りを伝えることは良いことですが、求めているものはなんなのかをしっかり考えて、そこに向かって行動することが大切です。
上司が求めているものを見抜く方法としては、仕事の優先順位の把握をすることと、どのような時に大きく怒られているかを理解することです。
スキルを磨く
根本的に怒られる場合というのは、あなたのスキルが足りていない場合が多いです。
そのため、怒られずに仕事で成果を出すためにはスキルアップは必須。
特にスキルで必要とされるのは
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
です。コミュニケーションスキルは磨くことで周りとの連携が上手くとれるようになったり、人間関係を円滑に進められるようになったりします。
マネジメントスキルを身に付けると、上司目線がどんなものかがわかるため、怒られる原因の理解、怒られないための動きなどもわかりますし、人の使い方やスムーズな仕事の流れが確立できます。
また、これらのスキルはただどうにかしたいと思っていても簡単には身につきません。
そこでおすすめできるのが専門のスクールです。
マネジメントスクールやコミュニケーションスクールに通うことで、あなたが仕事で怒られないためのスキルを身につけることができます。
CoachEdは、「人を生かし育てるリーダー」になるための、コーチング習得プログラムです。
プロのコーチからコーチングを受けて自己認識を深めながら、同時にリーダーとして人を生かし育てるためのコーチングスキルを身につけることができる3ヶ月間のマンツーマンプログラムです。
1人ひとりの役割や課題に合わせてカリキュラムをパーソナライズし、専属のトレーナーが進捗に合わせてしっかりサポートします。
集合研修とは異なり、1人ひとりに合わせて専属トレーナーがマンツーマンで寄り添いますので、成長を実感頂くことができます。
おすすめできる人
以下のような悩みを抱えている
- メンバーのスキルや能力を成長させたい
- メンバーに主体的に動いて欲しい
- メンバーの強みや可能性を生かしたい
- チームや組織を成長させたい
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仕事で怒られてばかりの場合の気持ちの切り替え方

仕事で怒られてばかりいると、テンションが下がってしまい辞めたくなってしまうことも少なくないですよね。
そんな時にまずは気持ちの切り替えが上手くできたら、次も頑張れるのではないでしょうか?
ここでは、怒られた場合の気持ちの切り替え方についてご紹介します。
自分のことを思って怒ってくれてると思い、ポジティブに捉える
怒られる理由にはあなたのことを思って怒っているパターンも少なくありません。
そもそも、教育しても無駄だと思っている人に対しては上司は怒ったりはしません。
軽く説明をする程度で、更に諦めたらもうなにも言わなくなります。
なぜなら言っても変わる余地がないからです。怒られているうちが華とも言いますが、それはその通りで、怒ってくれているということは自分が期待されているのだというマインドを持つことは大切です。
怒られたことへの改善はするが反省はしない
怒られた場合に、なぜ怒られたのか・どうしたら次は怒られないのかという改善に向けた行動は必要ですが、反省したり落ち込んだりすることはやめてみましょう。
反省の色が見られないなどという上司もいたりしますが、そんなことは無視して大丈夫です。
仕事でミスして怒られる場合、大半の理由はミスをしたから怒られているのです。
ならば、まずはミスを減らすことが先決ではないでしょうか。
そのためには、反省して落ち込んで効率を下げてしまうよりも、次にどうするべきかをしっかりと考えたほうがその後のプラスになります。
社会人はこんなものだと割りきる
- 社会人=怒られるのが仕事
このくらいのマインドでいると気が楽になります。
実際なにも怒られない人なんて存在しません。今は怒る側の上司も、昔は怒られていただろうし、今だって更に上の人から怒られることは少なくないのです。
むしろ責任が乗れば乗るほど怒られる確率というのは増えていくでしょう。
なので、社会人はそれなりに怒られてもしょうがないと思い、半ば怒られることに諦めをもって行動していると気持ちが楽になります。
どうしても怒られるようなら、転職も視野に

怒られることを割りきったり、様々な対処法を試したりしてみても、それでも自分のなかで限界を感じてしまうほど嫌な怒り方をしてくる上司や、1日に何回も怒ってくる上司がいます。
そのような場合は、転職も視野に入れることが大切です。
なぜなら、上司はそう簡単に変わるものでもないですし、そんな横暴な上司を野放しにしている会社はろくなものではない可能性が高いからです。
上司も経営者ではないため、かならず更に上の上司は存在します。
そのような更に上の人があなたの上司の行動を定期的にみて指示や注意を出してくれていない時点で、会社として頻繁に怒るのが当たり前になっている状態の可能性が高いです。
そのため、あなたがいくら変わったところでツラいことが続くような職場であれば転職を視野に入れて行動してみましょう。
転職をするのであれば、転職エージェントがおすすめです。
なぜなら、転職エージェントを利用すると社内の内部事情や仕事の詳細、上司の雰囲気などをキャリアアドバイザーから教えてもらうことができるから。
細かな情報を教えてもらうことにより、今の会社のようなミスマッチを避けることができるためおすすめです。
まとめ:仕事で怒られてばかりでも、全てがあなたの責任ではない

仕事で怒られた場合、何度も同じミスをしたり重大なミスをしたりした場合の責任はほとんどあなたにあると考えたほうが良いです。
しかし
- あなたのためを思って
- 上司がクソ
- 会社の社風が合ってない
などあなたが悪いわけではないパターンも多くあります。
仕事で怒られてばかりで嫌な人は、あまり思い込みし過ぎずにいることも大切です。
しかし、それでも現状をどうにかしたいとおもうのであれば、スキルアップをして怒られないようにするか、自分に合った職場を探すことをおすすめします。
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