コンサル転職は第二新卒にとって穴場!未経験でも求人は多数ある!

- コンサルって華やかなイメージがあるけど転職って難しいのかな?
- 第二新卒でも雇ってもらえる?
- コンサルに転職するために必要な知識とかはあるの?

この記事は人材会社に6年間勤めており、責任者として多くの採用や面接・人との関わりを持ってきた筆者がご紹介します。
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コンサルに転職するには、専門的な知識や経験がなければ難しいと考える人は多いです。
しかし、第二新卒であればポテンシャル採用や第二新卒枠採用で内定をもらえる可能性は十分あります。
この記事では、第二新卒なら未経験でもコンサルに転職することは十分可能な理由についてご紹介します。
この記事を読むことで自分がコンサルに向いているのかがわかるでしょう。
コンサルに転職を考えている第二新卒者はぜひ参考にして下さい。
コンサルティングとは?どんな種類があるのか

コンサルティングと聞いて「カッコいい」「華やか」「頭が良い」などのイメージを持つ人は多いのではないでしょうか?
イメージはあるものの実際にコンサルがどのような仕事をしているかはわからない人が多いです。
ここでは、コンサルとは一体どんな仕事なのか、そしてどのような種類があるのかをご紹介します。
コンサルとは
コンサルの商品はコンサルタントの知識やスキルそのものです。
そのため、商品を提供するのではなく、コンサルタントがクライアントに対して成果を上げることが商品となります。
コンサルとして働くにはフリーランスもありますが、主にコンサルティングファームという企業に属し、クライアントの相談を引き受けます。
仕事の主となるのは、相談された内容から改善策や解決策を導きだし、アドバイスやサポートを担うのが役目です。
また、コンサルタントは対価としてもらった金額以上の成果を出すことが求められます。そのため高い知識や専門性が求められるのです。
コンサルタントの種類は?
経営コンサルタント
経営コンサルタントは、企業の経営上の問題全般を解決するためにサポートをする仕事です。
人事や業務、戦略など経営に関する全般の問題に対して各分野の専門家と連携してコンサルティングを進めていくのが特徴です。
ITコンサルタント
IT技術を用いて、企業の問題を解決する仕事です。
資料作成だけではなくマーケティングや、それに伴うデータ分析もITコンサルタントの仕事となります。
その他にもITコンサルをおこなうために必要なソフトウェアの導入や、マーケティング調査に必要なERPの導入のフォローもおこないます。
ERPとは、店舗ごとの売上や原価計算、マーケティング解析などができるツールです。
戦略コンサルタント
戦略コンサルタントとは、企業の経営戦略を練り、事業計画や新規事業立案などの相談を受けたり提案したりする仕事です。
企業の戦略を練るのが仕事なため、対象範囲は人事や会計、経営方針など様々です。
クライアントへのヒアリングをしっかりおこない、仮説検証をすることが重要となります。
シンクタンクコンサルタント
シンクタンクコンサルタントとは、政府や地方自治体からの依頼を受けて、情報収集や調査、それらのデータ分析をおこなう仕事です。
分析したデータを元にして政策の提言やコンサルティングをおこなうことが重要なポイントとなります。
また、シンクタンクコンサルタントは、銀行や証券会社を母体としているため、組織として非常に大きく安定した経営をおこなうことができます。
第二新卒にコンサルティングがおすすめできる理由!未経験でも大丈夫!

第二新卒にはコンサルティングへの転職がおすすめできます。
ここでは、なぜ高度なレベルを求められるコンサルティングが第二新卒におすすめなのかをご紹介します。
第二新卒歓迎の求人が多い
コンサルティング業界では、第二新卒を求めている企業が非常に多いです。
たとえば大手転職エージェントのdoda(デューダ)では、626件もの第二新卒歓迎のコンサル求人があります。(2022/02/07時点)
つまり、企業側が第二新卒に期待をしてコンサルに転職してほしいという実情が伺えるということです。
若いうちから年収が高い
コンサルの仕事は高年収です。経営コンサルやITコンサルなど、どのコンサルタントに就くかによって年収は大きく変わってしまいますが、それでも20代の平均年収と比べるとかなり多いと言えます。
例えば外資系コンサルタントであれば、20代であっても600万円以上の年収をもらうことができ、能力や役職によっては1,000万円以上もらうことも可能です。
参照元:マンパワーグループ
これは、20代の平均年収288万よりも大幅に高いことがわかります。

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2019/pdf/000.pdf
若いうちから経営者目線の働きができる
コンサルタントとして仕事をすると、通常の仕事に比べビジネススキルが飛躍的に向上します。
なぜなら、企業の経営層からの依頼を受けて、問題を解決するために行動を起こすため、経営者目線としての働きをおこなわなければいけないからです。
経営者目線で働くことにより、ビジネススキルが大きく伸びた結果、新しいことに挑戦しても成功しやすくなったり、将来的に経営者をやりたいと独立したりする人もすくなくありません。
第二新卒枠やポテンシャル枠が盛ん
第二新卒歓迎と似ていますが、コンサルタントでは、ポテンシャル採用や第二新卒枠での採用が盛んです。
盛んな理由は、コンサルタント業界で若年層の獲得を積極的におこないたいためです。
そのため、第二新卒だけに限らず、20代全体を対象としたポテンシャル採用というものも積極的におこなわれています。
ポテンシャル採用には、完全ポテンシャルと一部ポテンシャルというものがあるのでそれぞれ解説します。
- 完全ポテンシャル
過去の職歴や学歴にとらわれず、面接での将来性や人間性をみて判断します。
一般的なポテンシャル採用だと思って下さい。
- 一部ポテンシャル
基本的にはポテンシャル、つまり将来性や人間性をみますが、必要な項目があり、企業により異なります。
たとえばITコンサルタントの場合、IT企業での従事経験が2年以上。
経営コンサルタントの場合、マーケティングに従事した経験がある、などです。
一部ポテンシャル採用であっても、自身の経験したことのある分野のコンサルであれば、条件が満たされており十分に採用をもらえる可能性はあります。
コンサルティングに必要な経験や知識・スキルは?

コンサルタントとして働くためには、高い知識やスキルが必要となります。
ここでは、その上でも経営陣とまともにやりとりをするために必要なスキルや知識をご紹介します。
必要なスキル
ヒアリング力
ヒアリング力とは、いわば質問する力です。
クライアントの課題の深層部分にあるものまでヒアリングする力がなければ、プロジェクトを成功させることは難しいです。
クライアントにヒアリングをおこない、相手の言葉から問題の本質を見抜き、問題解決をするためのヒアリング力は、コンサルタントの重要な仕事となります。
論理的思考力
コンサルタント業において、論理的思考力は最も重要で最初に身につけるべきスキルです。
クライアントに改善案や方向性を提示する場合、論理で物事を組み立てて仮説し、順序だてて説明をしなければなりません。
自身がクライアントの要望に対して成功する確信を持つためにも、クライアントを納得させるためにも、両方において論理的思考力は必要です。
プレゼンテーションスキル
プレゼンテーションでは、自身の作成した資料でクライアントを納得させる必要があります。
当然資料の完成度も大切ですが、話を順序だてている構成や、表現力や話の説得力など、プレゼンする力がなければクライアントは府に落ちません。
誰しもが納得できるような緻密な構成のもとプレゼンをすることが大切です。
コミュニケーション能力
クライアントとのやりとりをする上で、コミュニケーション能力はとても重要です。
コンサルタントでいうコミュニケーション能力とは、話を広げたりする力ではなく
- 相手の話を理解して深掘りする
- 必要な情報を上手く聞き出す
- 自分の伝えたい内容をわかりやすく伝える
というスキルが必要になります。
必要な知識
たとえば経営コンサルタントとITコンサルタントなど、どのコンサルタントかによって必要な知識は異なります。
そのため、一概に「この知識があれば大丈夫」ということは言えません。
下記では、コンサルタントの種類ごとに一例で必要な知識をご紹介します。
経営コンサルタント
- マネジメントの知識
- クライアントの業界知識
- 財務会計の知識
- マーケティングの知識
- 人事労務の知識
上記のように経営に携わる幅広い知識が必要です。
また、売上を上げることにフォーカスしたサポートが必要不可欠となります。
戦略コンサルタント
- 経営全般に関する知識
- M&Aに関する知識
戦略コンサルタントは、ビジネスの根幹を明確にしなくてはいけないです。
また、M&Aとは合併と買収の略で、2つ以上の会社がひとつになったり、ある会社が他の会社を買収したりすることです。
ITコンサルタント
- 経営全般に関する知識
- プログラミング言語の知識
- ソフトウェア開発工程(SDLC)の知識
クライアントの経営課題に対して的確なシステムの立案をする必要があります。
また、SDLCとは、可能な限り最短の生産期間で、高品質・低コストのソフトウェアの生産を可能にする構造化されたプロセスのことです。
コンサルに転職するメリット・デメリット

コンサルに転職することにより、様々なメリットやデメリットがあります。
ここでは一例として、どんなことがメリットやデメリットとなるのかをご紹介します。
メリット
働く上での根幹である基礎が身につく
コンサルで働くことにより、社会人としての基礎的な部分が他の業界よりも飛躍的に向上します。
また、仮説構築能力や論理的思考力がみにつくことにより、仮説検証が得意になったり論理的思考で物事を考えることができるようになったりします。
コンサル出身の起業家が多いのも、上記のような基礎であり、根幹な部分が優れているためです。
コンサルタントの経験が転職を有利にする
コンサルの経験は、様々な仕事で重宝されます。
なぜなら、学んできたものがどの企業でも役立つものが多いからです。
論理的思考力や仮説構築能力、資料作成など社内で必要とする能力も十分にあり、更にコンサルで担当していた専門分野の知識も豊富にあります。
そのため、コンサル経験があるというだけでどの分野でも活躍できる可能性は十分です。
また、コンサルの倍率は高いため、優秀であるという証明にもなります。
コンサル=優秀であると企業が捉えてくれることにより、転職する場合もスムーズに活動ができます。
平均年収が高い
コンサルタントの平均年収は高いです。
実力主義とはいえ、扱っている案件が案件なだけに、社員のボーダーラインの給料も決して低くはありません。
低いところでも20代で建築コンサルタント350万円~などのように、平均よりは高い数字となっています。
もちろん仕事をどんどんこなしてスキルを磨いていけば、1,000万、2,000万というのも夢ではありません。
専門性を身につけやすい
コンサルタントは、どの職種につくのかによって身につく専門性が大きく変わります。
しかし、コンサルタントはアドバイスをする立場のため、自分の担当する分野の知識はどんどん身についていきます。
たとえば経営コンサルタントであれば経営全般のことや、事務・労務など全体を把握する力が身につくでしょう。
ITコンサルタントであれば、IT分野に関する知識が豊富に身につきます。
その結果、仮に将来的に転職をしたいと思ったら、経営層へのハイクラス転職や、IT分野の役職者などになることも十分可能です。
デメリット
激務により労働時間が長い
コンサルタントの労働時間が長い理由の多くは、クライアントに提出する資料作成です。
相手は経営陣の上にクライアントのため、完璧に完成した資料が求められます。そのため、何度も修正を重ねて作り上げないといけないため、期日に間に合わなければ連日深夜まで働くということも珍しくありません。
また、資料作成だけではなくクライアントとの信頼関係を築く行動も必要不可欠です。
信頼関係を築くためには定期的な訪問をおこない、相手に認めてもらう必要があります。
信頼関係が上手く築けていないと、クライアントから必要な情報を上手く聞き出すことができなかったり、プロジェクトに支障がでてしまったりします。
そして、コンサルタントは勉強に多くの時間も費やさなければなりません。プロジェクトが終わった後に、次のプロジェクトが全く知識のない内容の場合もあります。
このような場合はクライアントと顔合わせをする前に様々な資料や書籍を読み漁り、基礎知識以上のものを手に入れなければなりません。
そのため、夜通し勉強に励むことや、プロジェクトが変わる度に勉強を多くするということは少なくないです。
実力主義のため、後輩にどんどん追い抜かれる可能性も
コンサルタントの仕事は実力主義です。年功序列の制度でいるところもまだいますが、基本的には仕事のできる人が昇給や昇格をするのが一般的です。
そのため、自身が入社をして何年か仕事をしても、思うような結果が出なければ年下が上司になったり給料面で抜かれてしまったりすることがあります。
プライドの高い人にとっては、このように年下や後から入った人にポジションを抜かれるというのは耐え難いものでしょう。
離職する人が多い
辞める割合は、全体ではコロナ化の影響もあり14.2%と高めの数字ですが、コンサルタントは更に高く20%ほどです。
この数字からもわかるようにコンサルタントの離職率は、実際に高いということになります。
また、辞める理由として最も多いのは、企業やキャリアアップを目指した前向きな退職が多いですが、優秀な人材が数年で辞めてしまうというのはコンサルティングファームとしてもかなりのダメージとなります。
そのため、近年では18時以降の残業を禁止にしたりフレックスタイム制を取り入れたりなど、社員が働きやすい環境作りをおこなっているファームも少なくありません。
参考:consultant転職
コンサルティングに向いてる人

コンサルティングの仕事は、高い知識やスキルを要求する仕事です。
しかし、入社したばかりの人がそれら全てに答えることはできません。
ここでは、入社前の段階で持っていると役立つスキルをご紹介します。
コンサルティングに向いているスキルは
- 体力がある
- 論理的思考力が身についている
- コミュニケーション能力がある
- 数字による分析に強い
となります。順番に解説します。
体力がある
コンサルの仕事は非常に大変です。プライベートを犠牲にしたり深夜まで資料をまとめたりすることも少なくありません。
精神的な疲れは肉体にも表れるため、心身共に強い人でなければ務まらない仕事です。
論理的思考力が身についている
論理的思考力は、コンサルを始める前に身につけておいたほうが良いスキルです。
普段から物事を論理的に捉える人、道筋を追って話の内容をまとめられる人はコンサルに向いていると言えます。
コミュニケーション能力がある
コミュニケーション能力は、非常に重要なスキルです。入社したばかりの状態なら、ただ積極的に話ができるだけでも大きなプラスになります。
しかし、実際にクライアントとやりとりをする際には、相手の言っていることをしっかりと理解することや話の深層部分を読み取るようなコミュニケーション能力が必要となります。
数字による分析に強い
コンサルでは、データ分析や数字からの改善方法分析などに強い必要があります。
なぜなら、クライアントに対して具体的な数字の提示をしないといけないためです。
数字の根拠がめちゃくちゃであったり、しっかりまとまっていなかったりすると、クライアント側としては信用ができません。
そのため、数字からデータを読みとく力が必須です。
コンサルに第二新卒が転職したいなら大手転職エージェントを活用!

第二新卒でコンサルタントに転職したいのであれば、コンサルに特化した転職エージェントよりも、大手の転職エージェントのほうがおすすめです。
具体的には、【doda(デューダ)】や【リクルートエージェント】など求人数が豊富で第二新卒歓迎のコンサルファームが多いところを利用するべきです。
しかし、もしも自分がコンサルに通用する強みがあるのであれば、【リクルートダイレクトスカウト】【ビズリーチ】【アクシスコンサルティング】などを利用するのも良いでしょう。
通用する強みというのは、専門的な分野で2~3年ほどしっかり続けてきて、提示できる実績があるような状態です。
不安だけどコンサル特化も利用したいという人は、大手転職エージェントと併用して利用することをおすすめします。
まとめ

第二新卒でも、コンサルティングに転職することは十分に可能です。
難しい知識や専門性など、培っていかなければならないことは沢山ありますが、多くの人は入社してから身につけています。
将来的なスキルアップやキャリアアップを目指す人は、ぜひコンサルを目指してみてはいかがでしょう。
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